第23番札所:薬王寺の概要
名称 | 医王山 無量寿院 薬王寺 |
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名称読み | いおうざん むりょうじゅいん やくおうじ |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 厄除薬師如来(伝弘法大師作) |
開基 | 行基菩薩 |
創建 | 神亀3年(726) |
真言 | おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
薬王寺は、行基菩薩が神亀3年(726年)に、聖武天皇の命令を受けて、候補地を探した結果、この地を選んで寺を建立したことが始まりです。
弘法大師は、弘仁6年(815年)、42歳のとき、平城上皇からの命を受けたことによって本尊厄除薬師如来を刻んでこの寺を開基しました。
この薬王寺は、四国八十八ヶ所第23番の霊場であり、阿波の国にあって全国的に厄除根本御祈願所として全国にその名を知られています。
寺号を無量寿院醫王山といわれているのは、無限の生命を伝え、医の王である意味です。
また、寺名を薬王寺というのは、薬の王であることを意味しています。
高野山真言宗の別格本山とされ、嵯峨上皇、淳和天皇は厄除の祈誓を願われ、土御門上皇は喜禄2年皇居として行在せられ、また後嵯峨天皇は寛元元年当山伽藍の再建をして仁助親王が落慶の法?に入られたと伝えられています。
天長年間(824~834)淳和天皇が寺田を寄進し堂字の改修を行わせ、後鳥羽天皇もまた改修を行っています。
さらにその後、長宗我部氏の阿波侵攻による天正の兵火で一山灰燼に帰したが蜂須賀氏が寺領に寄進しました。
さらにその後1666年1898年に炎上その都度改修されています。
仁王門をくぐると33段の女厄坂、42段の男厄坂があり、各段ごとに薬師本願経を埋めてあるので賽銭を階段に一段ずつ供えて厄流しをする風習があります。
行基菩薩の開基で、弘法大師が42歳の厄除け祈願のために薬師如来像を安置したのちは厄除け寺として参拝者があとをたちません。
第23番札所:薬王寺のアクセス
住所 | 〒779-2305 徳島県海部郡美波町奥河内字寺前285-1 |
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電話 | 0884-77-0023 |
駐車場 | 普通350台・無料 |
宿坊 | 有り |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
薬王寺へ参拝してきました
薬王寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
薬王寺の駐車場
薬王寺の駐車場です。
薬王寺の山門
薬王寺の山門です。
薬王寺の手水場
薬王寺の手水場です。
薬王寺の鐘
薬王寺の鐘です。
薬王寺の本堂
薬王寺の本堂です。
薬王寺の大師堂
薬王寺の大師堂です。
薬王寺の納経所
薬王寺の納経所です。
山門から女厄坂までの参道
薬王寺の山門から女厄坂までの参道です。
女厄坂は33段の石段になっています。
男厄坂
薬王寺の男厄坂です。
線香を立てる炉の奥が男厄坂になっています。男厄坂は42段の石段です。
還暦厄坂
薬王寺の還暦厄坂です。
還暦厄坂は61段の石段になっています。
地蔵堂
薬王寺の地蔵堂です。
瑜衹塔
薬王寺の瑜衹塔です。
還暦厄坂を登り切ると瑜衹塔(ゆぎとう)があります。
薬王寺温泉
薬王寺の薬王寺温泉です。
薬王寺の前に薬王寺温泉があります。食堂、参拝者用トイレ、コインランドリー、ドライヤー、シューズドライヤーなどがあります。
薬王寺の御朱印
薬王寺の御朱印です。
2014年11月7日に訪れた時の情報です