徳島県の霊場

第6番札所・安楽寺

2023年7月6日

安楽寺の本堂

安楽寺の本堂

第6番札所:安楽寺の概要

名称 温泉山 瑠璃光院 安楽寺
名称読み おんせんざん るりこういん あんらくじ
宗派 高野山真言宗
本尊 薬師如来(伝弘法大師作)
開基 弘法大師
創建 弘仁6年(815)
真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

安楽寺は、弘法大師の時代からある温泉が有名なお寺であり、山号もストレートに温泉山と言います。

温泉つきの宿坊も大人気のお寺になっています。

安楽寺の境内は広く、有名な仏師が彫った金剛力士像や江戸時代から残る方丈、四国霊場では珍しい願い棒修行ができるなど、見どころが多くあるのも特徴の一つです。

安楽寺は弘法大師により創建され、創建当初の安楽寺は現在地から約2.5km離れた安楽寺谷に位置していました。

弘法大師はこの地で温泉を発見し、その温泉が民衆を病から救う薬師如来と縁が深い土地であると考えました。

山号と寺号は弘法大師が名づけたものと言われています。

長宗我部元親の天正の兵火によって焼失し、万治年間(1658年~1661年)に瑞運寺を併合して現在地に再建されました。

江戸時代には徳島藩の初代藩主・蜂須賀家政公が安楽寺を駅路寺に定め、四国霊場では唯一の駅路寺となっています。

安楽寺の御本尊は薬師如来であり、高さ3m以上もある大きな坐像を拝顔できます。

昭和37年(1962年)、住職にすすめられて妻の難病平癒祈願のため四国遍路を続けていた夫婦が、遍路途中に病気平癒をした報恩のために奉納したもので、一尺三寸(約49cm)の古来の本尊を胎内仏として納められています。

安楽寺の見どころとして、シンボルともいえる竜宮城のような門は鐘楼門で2階には鐘があります。

さらに、その左右の建物に仁王像が安置されている一風変わった造りになっています。

ちなみに、この鐘楼門の上は通夜堂(つやどう)となっていて、歩きのお遍路さんが無料で宿泊できるようになっています。

鐘楼門の左右には勇ましい表情の金剛力士像があり、これは鎌倉時代から続く運慶・快慶の流派を継承した京都の仏師、松本明慶師の作品です。

安楽寺には松本明慶師の作品が合計35体あります。

また、本堂の中には安楽寺オリジナルのガチャガチャがあることも珍しい特徴となっています。

ガチャガチャのバリエーションは十二神将アクリルフィギュアや木製勾玉など全部で5種類あり、外国人のお遍路さんにとても人気があります。

第6番札所:安楽寺のアクセス

住所 〒771-1311 徳島県板野郡上板町引野字寺ノ西北8
電話 088-694-2046
駐車場 普通80台・大型バス10台・無料
宿坊 有り
公式サイト 公式サイトはこちら

安楽寺へ参拝してきました

入り口

安楽寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。

安楽寺の駐車場

駐車場

安楽寺の駐車場です。

安楽寺の山門

山門

安楽寺の山門です。

安楽寺の手水場

手水場

安楽寺の手水場です。

安楽寺の本堂

本堂

安楽寺の本堂です。

安楽寺の大師堂

大師堂

安楽寺の大師堂です。

安楽寺の納経所

納経所

安楽寺の納経所です。

納経所は本堂内にありました。

宝物塔

宝物塔

安楽寺の宝物塔です。

安楽橋

安楽橋

安楽寺の安楽橋です。

安楽寺の御朱印

御朱印

安楽寺の御朱印です。

2014年11月6日に訪れた時の情報です

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