第2番札所:極楽寺の概要
名称 | 日照山 無量寿院 極楽寺 |
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名称読み | にっしょうざん むりょうじゅいん ごくらくじ |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 阿弥陀如来(伝弘法大師) |
開基 | 行基菩薩 |
創建 | 奈良時代(710〜793) |
真言 | おん あみりた ていせい からうん |
極楽寺は四国八十八ヶ所二番の寺であり、真言宗高野山派に属しています。
1番札所霊山寺からもすぐ近くなのであわせて参拝するのがおすすめとされています。
三方を山に囲まれた閑静な雰囲気の中にあり、すばらしい宗教的な霊気に包まれています。
江戸時代初期に建てられた歴史ある本堂と、弘法大師お手植えといわれる長命杉など、見どころも多数あります。
もともとこの地方は古くより開かれた土地で、寺の裏山からは旧石器時代の造物が多数出土しています。
極楽寺は奈良時代(710年~784年)に行基菩薩によって創建されました。
弘仁6年(815年)に弘法大師がこの地で37日間の修業をしたとき、満願の日に阿弥陀如来が現れ、そのお姿を刻んで極楽寺の本尊としました。
修業の際に難産に苦しむ女性に加持祈祷をしたところ無事に出産し、御礼として奉納されたものが大師堂の本尊である木造修業大師像といわれています。
この阿弥陀如来像は国指定重要文化財になっており、たくさんの人々が、もろもろの願いをこの寺に祈りに訪れています。
子授け地蔵に子授けを祈り、安産太師に安産を願い、弘法大師お手植えの長命杉に長寿を祈り、来世の幸せを阿弥陀如来に祈る寺として知られています。
そこには、人々の人生における縮図があり、四国八十八ヶ所の中ではユニークな寺であると言われています。
また、極楽寺を開創したのは行基菩薩と伝えられています。
本尊は阿弥陀如来であり、弘法大師の作である本尊の阿弥陀如来坐像は特に容姿が美しく、明治44年(1911年)国の重要文化財に指定されました。
阿弥陀を漢訳すれば無量寿となり、また無量光となります。
阿弥陀如来は極楽浄土にあって永遠の命を持ち、無量の光明を持って世間を照らしている仏ということから、この寺の山号を日照山と号するようになりました。
極楽寺は、天正の兵火に焼失したが本堂は万治2年に再建され、方丈の前の大杉は大師の御手植といわれています。
広い境内には見どころが多くあり、本堂や大師堂などは歴史のある貴重なものでとても見ごたえがあります。
極楽寺は安産祈願で有名なお寺ですが、長命杉やどんな願いごとでも叶えてくれる一願水掛不動尊、願掛け地蔵にも祈願できるので、老若男女どなたでも御利益があるとされています。
第2番札所:極楽寺のアクセス
住所 | 〒779-0225 徳島県鳴門市大麻町檜字段の上12 |
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電話 | 088-689-1112 |
駐車場 | あり(普通40台・大型6台・無料) |
宿坊 | 有り |
公式サイト | - |
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極楽寺へ参拝してきました
極楽寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
霊山寺からほど近くにあります。山門、お寺とも道路からすぐ目の前でお遍路を始めたばかりにはとても助かると思います。極楽寺の駐車場
極楽寺の駐車場です。
入り口に駐車場が面していて非常に入りやすい配置になっています。極楽寺の山門
極楽寺の山門です。
極楽寺の手水場
極楽寺の手水場です。
極楽寺の鐘
極楽寺の鐘です。
極楽寺の本堂
極楽寺の本堂です。
極楽寺の納経所
極楽寺の納経所です。
小授招福大師
極楽寺の小授招福大師です。
平和観音
極楽寺の平和観音です。
薬師堂
極楽寺の薬師堂です。
観音堂
極楽寺の観音堂です。
長命杉
極楽寺の長命杉です。
極楽寺の御朱印
極楽寺の御朱印です。
2014年11月4日に訪れた時の情報です