第4番札所:大日寺の概要
名称 | 黒巌山 遍照院 大日寺 |
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名称読み | こくがんざん へんじょういん だいにちじ |
宗派 | 東寺真言宗 |
本尊 | 大日如来(伝弘法大師作) |
開基 | 弘法大師 |
創建 | 弘仁6年(815) |
真言 | おん あびらうんけん ばざらだどばん |
大日寺は、美しい木造の三十三観音像があることで有名なお寺です。
平成26年(2014年)から平成の大改修が行われていて、鐘楼門や三十三観音像もきれいに生まれ変わっています。
山を背にした静かな環境にあり、境内全体が板野町の史跡に指定され、2019年には阿波遍路道として国の史跡にも指定されました。
弘法大師が42歳のとき、この地に長くとどまり修行していたといわれていますが、その修行の際に大日如来を感得してそのお姿を刻み、5.5cmほどの小さな大日如来像を御本尊として大日寺を創建しました。
かつては立派なお堂や塔が並ぶ荘厳でとても広い境内のお寺でしたが、何度も荒廃し応永年間(1394年~1428年)と天和~貞享年間(1681年~1688年)に修復され再興したという記録があります。
藩政時代には徳島藩主・蜂須賀家が大日如来を守り本尊としていたため、大日如来を御本尊とする大日寺は藩主により手厚い保護を受けていました。
元禄~宝暦年間(1751年~1764年)には5代藩主・蜂須賀綱矩公により大規模に修復され、これ以降大日寺は荒廃することなく今に続いています。
歴代藩主のなかでも、綱矩公はとくに帰依が厚かったといわれています。
正式には黒巌山遍照院大日寺といい、東寺真言宗のお寺で準別格本山です。
弘法大師空海といえば真言宗、真言宗といえば高野山ですが、四国霊場のお寺のなかには高野山真言宗ではないお寺も多数あり、なかには臨済宗や曹洞宗、天台宗のお寺もあります。
大日寺の見どころの一つとして有名なのが、入り口にある鐘楼門です。金剛力士像(仁王像)があるのが仁王門、鐘楼があるのが鐘楼門になります。
鐘楼(しょうろう)とはお寺の鐘のことで、この門の2階には鐘があります。1階は四角い柱、2階は丸い柱という構造はとても珍しいと言われています。
鐘楼門は平成30年(2018年)に修復が終わったばかりで、とても鮮やかな色をしています。
第4番札所:大日寺のアクセス
住所 | 〒779-0113 徳島県板野郡板野町黒谷字居内28番地 |
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電話 | 088-672-1225 |
駐車場 | 普通20台・マイクロバス/大型5台(無料) |
宿坊 | 無し |
公式サイト | - |
大日寺へ参拝してきました
大日寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
大日寺の駐車場
大日寺の駐車場です。
大日寺の山門
大日寺の山門です。
大日寺の手水場
大日寺の手水場です。
大日寺の本堂
大日寺の本堂です。
大日寺の大師堂
大日寺の大師堂です。
大日寺の納経所
大日寺の納経所です。
大日寺の御朱印
大日寺の御朱印です。
2014年11月4日に訪れた時の情報です