第33番札所:雪蹊寺の概要
名称 | 高福山 幸福院 雪蹊寺 |
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名称読み | こうふくざん こうふくいん せっけいじ |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 薬師如来 |
開基 | 弘法大師 |
創建 | 弘仁6年(815) |
真言 | おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
雪蹊寺(せっけいじ)は高知市にあり、高知県の観光名所である桂浜からもすぐ近くに位置しています。
土佐の戦国武将・長宗我部元親の菩提寺で境内には嫡男のお墓もあり、戦国武将ファン必見のお寺です。
すぐ隣に秦神社もあるので、長宗我部元親ファンな方は合わせてお参りしてみるのもおすすめです。
境内はそれほど広くはなく、四国霊場ではわりと質素な印象のお寺ですが、戦国時代・幕末・終戦といろんな時代の歴史にふれることができます。
また、天正年間に雪蹊寺を復興させた月峰和尚はたいへんな豪傑で、幽霊が出ると噂された廃寺に寝泊まりして幽霊を成仏させたという逸話があります。
雪蹊寺という寺号は長宗我部元親の戒名、雪蹊恕三大禅定門からつけられました。
この戒名は生前につけられたもので、恕三は元親が自分で考え、雪蹊は臨済宗の禅僧から授かったと伝わっています。
開基当初は高福寺、天正年間の復興時には慶運寺と号していました。
有名な鎌倉時代の仏師・運慶とその長男が寺号を改めたという伝承があるともいわれています。
正式には高福山高福院雪蹊寺といい、臨済宗妙心寺派のお寺です。
寺の御本尊は薬師如来で、鎌倉時代の仏師・運慶の晩年の作で、国の重要文化財に指定されています。
脇侍の日光・月光菩薩を始め、雪蹊寺には鎌倉仏像の宝庫と呼ばれる16体の名品があります。
ちなみに、仏像は本堂ではなく本堂奥にある収蔵庫に安置されています。
門を入ってすぐ目に入る謎の太玄塔と書かれた石は、山本太玄(17代住職)と山本玄峰(18代住職)の供養塔で、題字は玄峰師によるものです。
山本太玄師は廃仏毀釈によって廃寺となった雪蹊寺を復興させた人物であり、昭和の傑僧と名高い山本玄峰師が若い頃に遍路の途中行き倒れになっていたところ、当時の雪蹊寺の住職・太玄和尚(山本太玄)に救われたという逸話があります。
第33番札所:雪蹊寺のアクセス
住所 | 〒781-0270 高知県高知市長浜857-3 |
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電話 | 088-837-2233 |
駐車場 | 普通10台・志納金 |
宿坊 | 無し |
公式サイト | - |
雪蹊寺へ参拝してきました
雪蹊寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
雪蹊寺の駐車場
雪蹊寺の駐車場です。
雪蹊寺の山門
雪蹊寺の山門です。
山門ではありませんが、こちらが雪蹊寺の入口になっています。雪蹊寺の手水場
雪蹊寺の手水場です。
手水舎前では農産物直販をやっていました。横には水晶文旦の箱が山積みに!雪蹊寺の鐘
雪蹊寺の鐘です。
雪蹊寺の本堂
雪蹊寺の本堂です。
雪蹊寺の大師堂
雪蹊寺の大師堂です。
雪蹊寺の納経所
雪蹊寺の納経所です。
観音堂の横にあるのが納経所です。観音堂
雪蹊寺の観音堂です。
安産子安地蔵
雪蹊寺の安産子安地蔵です。
正一位稲荷神社
雪蹊寺の正一位稲荷神社です。
雪蹊寺の御朱印
雪蹊寺の御朱印です。
2014年11月8日に訪れた時の情報です