道の駅かわうその里すさきは、とても静かで車も少なく快適な夜でした。しかし、深夜から降りだした雨は、けっこう降り続き・・・・早朝はルーフに当たる雨音で目が覚めた。
時計を見ると6時ころ・・・のっそりと起きだし、まぁ、朝の色々作業をやったりします。
7時も近くなってくると、あたりはかなり明るくなります。カーテンを開けて外を見ると意外と車が止まっていることに、ちょっとびっくり。あっ、そうか今日は日曜日。もしやオレと同じ車中泊の連中だろうか。
37番札所:岩本寺
雨が降り続くが、とにかく行こう。車はとても楽だ。とにかくアクセルさえ踏めば前には進む。車を走らせ、色々考えることができる。
今日の夕飯は何にしようか・・・酒はあったけ?・・・アイスボックス何が残っていたっけ・・・どっかでお金おろさないとな・・・今日何日目だっけ・・・あと何日で終わるかな・・・えーーっと・・・
なーんて、考えながら、ボーっとしながら、とりあえず安全運転だけは確保しながら前に進むわけです。車お遍路は楽だ。うん。
そんな感じで走っていたら、雨の日曜日なので、ほとんど交通量が無い道を進みます。四万十町に入ったようだ。アレか、エライきれいな四万十川のやつか。
で、岩本寺のパーキング到着。小さいパーキングがあちこちに点在をしている。日曜の早朝だというのに、すでに数台の車が止まっていた。
道沿いにある参道。両脇にはお土産物屋さんやお店が点在。
仁王門。
37番札所:岩本寺ゲット。
ここ37番札所:岩本寺には宿坊が併設。そうか、宿坊あるから駐車場に車がある程度入っていたのか・・・なんて納得をしながら納経を済ませる。
36番青龍寺より、ここ岩本寺まで約60km。そして、ここから足摺岬の金剛福寺まで約100kmの道のりだ。たしかこの37岩本寺から38金剛福寺までの間が四国お遍路の最長区間だったはず。
約100kmあるから余裕で3日かかるんだろうな。歩き遍路だと・・・車なら2-3時間だろう。
元きた道を戻る。途中歩きお遍路さん・・・何人も見た。次の39番金剛福寺まで、ここから約50km。つーことはあと2日はかかるわけだろ?マジか・・・
足摺岬へ行く道はざっくりと3本ある。センターを走っている足摺スカリライン。東側海岸と西側海岸を一周している県道27号線。で、オレは県道27号線の東側ルートを選ぶ。
尾根を走るであろう足摺スカイラインルートはアトレー君だとアップダウンが厳しい。海岸沿いのほうが、狭い道だけどアップダウンは少ないだろう。で、最短の東側ルートへ行く。
この交差点を左折して県道347号線→27号線とつなぐ。
足摺岬到着。雨・・・時計を見ると10時半。中浜万次郎先生の像が。ちょっと一礼する。
38番札所:金剛福寺
足摺岬灯台。雨ざーざー、風びゅーびゅー・・・・傘の役目をいまいち果たしていない状況なので、さっさと展望台から立ち去る。
金剛福寺参道。
38番札所:金剛福寺ゲット。
38番札所:金剛福寺の多宝塔。
香川を出発して5日目午前中に足摺岬へ到着をした。やれやれ。
午後には愛媛に入れるな。
で、39番延光寺へ至る道もいくつかのルートがある。天気が良ければ西側ルートもいいのだろう。しかし雨降続く中面倒なルートもイヤだ。
元来たルートを四万十市まで戻り、国道56号沿いの無料高速で宿毛を目指す。
中村宿毛道路の平田IC到着。なんだかんだいっても信号ないのは速いし安全だ。
39番札所:延光寺
国道56号線の交差点。左折をしてすぐに延光寺がある。
わかりやすい看板、わかりやすい交差点。すばらしい。
フラットな駐車場。フラットな境内。すばらしい。
ここが高知県最後の39番札所:延光寺だ。
39番札所:延光寺ゲット。
境内の奥に周囲2.7m樹高10m、宿毛市指定天然記念物の「寺山のいぶき」があった。
これにて高知県お遍路をミッションクリアした。続いて愛媛県ラウンドへ突入だ。
で、今日は雨だし・・・4日も野宿してると弱ってくるんですよ。車でも。
少し大きい宿毛市なので、安めの旅館に電話してすぐにチェックインできるなら休息日もいいかな・・・そう思って1つ目の旅館に電話したら・・・断られた。
マジか?時計見ると13時。チェックインは15時の一点張り・・・泊まる気失って先を急ぐことにした。
目の前の客をたった2時間のために断るのか・・・オレには理解できないな。日曜の客なのに。
愛媛行くぞ!愛媛!
↓↓軽キャン四国88か所霊場めぐり【軽キャン車中泊旅】は終盤戦に突入!この後もまだまだ続く。この旅の続きはこちらからどうぞ!