第30番札所:善楽寺の概要
名称 | 百々山 東明院 善楽寺 |
---|---|
名称読み | どどざん とうみょういん ぜんらくじ |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
開基 | 弘法大師 |
創建 | 大同年間(806〜810) |
真言 | おん あみりた ていせい からうん |
善楽寺は高知市にあるお寺で、土佐国一の宮・土佐神社のすぐ隣にあり、別当寺として創建されました。
実はつい最近まで30番札所が2つあるという状況から、遍路迷わせの札所と呼ばれていましたが、現在は安楽寺は30番札所奥の院となっています。
大同5年(810年)、弘法大師が高加茂大明神(現在の土佐国一の宮・土佐神社)の別当寺として神宮寺とともに創建したといわれています。
応仁年間(1467年~1469年)には兵火によって焼失しましたが、2代目土佐藩主・山内忠義の庇護を受けて栄えました。
善楽寺は四国霊場では珍しい女性住職のお寺で、高知県の札所では唯一です。
正式には百々山東明院善楽寺といい、真言宗豊山派のお寺です。
御本尊は※阿弥陀如来で、本堂で拝顔できます。
※阿弥陀如来は土佐神社の御祭神の本地仏とされています。
寺には山門などはなく、石柱のみのシンプルな入り口ですが、代わりに巨大な十一面観音さまがそびえています。
インパクト抜群のこの巨大な観音さまは、台座だけで3m、像は5mあり、合わせると高さ8mの巨人です。
観音さまらしいおだやかで優しげな表情は、善楽寺の本山である長谷寺の長谷観音をモデルにして作られたといわれています。
本堂はコンクリート製で近代的な感じで、善楽寺が復興した昭和4年(1929年)に建てられ、昭和57年(1982年)に改築されたものです。
本堂の前には金色に光る仏足石(仏足跡)があり、四国霊場でよく見かけるタイプです。
仏足石は足腰に御利益があるので、仏足石を撫でた手で自分の足腰をさする方が多いです。
第30番札所:善楽寺のアクセス
住所 | 〒781-8131 高知県高知市一宮しなね2丁目23-11 |
---|---|
電話 | 088-846-4141 |
駐車場 | 普通20台・大型4台(無料) |
宿坊 | 無し |
公式サイト | - |
善楽寺へ参拝してきました
善楽寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
善楽寺の駐車場
善楽寺の駐車場です。
善楽寺の手水場
善楽寺の手水場です。
善楽寺の本堂
善楽寺の本堂です。
善楽寺の大師堂
善楽寺の大師堂です。
善楽寺の納経所
善楽寺の納経所です。
入口にそびえ立つ十一面観世音菩薩像
善楽寺の入口にそびえ立つ十一面観世音菩薩像です。
梅見地蔵
善楽寺の梅見地蔵です。
首から上にご利益のある梅見地蔵です。脳の病気、目、耳、鼻、試験合格、学問向上にご利益があります。
善楽寺の御朱印
善楽寺の御朱印です。
2014年11月8日に訪れた時の情報です