第29番札所:国分寺の概要
名称 | 摩尼山 宝蔵院 国分寺 |
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名称読み | まにざん ほうぞういん こくぶんじ |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 千手観世音菩薩 |
開基 | 行基菩薩 |
創建 | 天平13年(741) |
真言 | おん ばざらたらま きりく |
国分寺は聖武天皇の勅願で全国に作られた国分寺のひとつで、土佐国分寺です。
四国霊場では四国四県にある国分寺がそれぞれ札所となっています。
土佐国分寺は現在の高知県の中心部である高知市ではなく隣接する南国市にあり、古くはこのあたりが土佐の中心地でした。
珍しいこけら葺屋根の本堂や仁王門など、境内のすべてが国の史跡に指定されていて、見どころが多いお寺になっています。
土佐国分寺は天平13年(741年)に聖武天皇が全国に作った国分寺のひとつで、天平13年(741年)に行基菩薩によって開基されました。
続日本紀にも聖武天皇が天平勝宝8年(756年)に土佐国を含む26か国の国分寺に仏具等を下賜したことが書かれているので、それ以前にはすでに建立されたと考えられています。
国分寺周辺には土佐の国府が置かれていて、土佐日記で有名な紀貫之も国司として4年間赴任しています。
弘仁6年(816年)には弘法大師が毘沙門天像を刻んで奥の院に安置しました。
弘法大師が42歳のとき、土佐国分寺本堂で厄除けの星供の修法を修めています。
正式には摩尼山宝蔵院国分寺といい、真言宗智山派のお寺です。
また、国の重要文化財も多数あり、大正11年(1922年)には境内全域が国の史跡に指定されました。
御本尊は千手観世音菩薩、行基菩薩の作と伝わっています。
脇侍として不動明王と毘沙門天が控え、こちらも行基作であり、本堂の扁額には千手観世音とあります。
国分寺の本堂には2体の木造薬師如来立像も安置されていて、こちらは国の重要文化財に指定されています。
第29番札所:国分寺のアクセス
住所 | 〒783-0053 高知県南国市国分546 |
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電話 | 088-862-0055 |
駐車場 | 普通/45台・無料 |
宿坊 | 無し |
公式サイト | 公式サイトはこちら |
国分寺へ参拝してきました
国分寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
国分寺の駐車場
国分寺の駐車場です。
第1駐車場は大型優先になっています。国分寺の山門
国分寺の山門です。
国分寺の手水場
国分寺の手水場です。
国分寺の鐘
国分寺の鐘です。
国分寺の本堂
国分寺の本堂です。
国分寺の大師堂
国分寺の大師堂です。
国分寺の納経所
国分寺の納経所です。
断酒地蔵
国分寺の断酒地蔵です。
オレには関係ないのでスルーしました。すいません・・・
開山堂
国分寺の開山堂です。
光明殿
国分寺の光明殿です。
国分寺の御朱印
国分寺の御朱印です。
2014年11月8日に訪れた時の情報です