愛媛県の霊場

第59番札所・国分寺

2023年8月29日

第59番札所・国分寺

第59番札所・国分寺の本堂

第59番札所:国分寺の概要

名称 金光山 最勝院 国分寺
名称読み こんこうざん さいしょういん こくぶんじ
宗派 真言律宗
本尊 薬師瑠璃光如来
開基 行基菩薩
創建 天平13年(741)
真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

国分寺は伊予の国府があったところで、この地域は伊予文化発祥の地ともいえます。往時の国分寺はいまの寺から150mほど東にあります。

東塔跡とみられる遺跡には13個の巨大な礎石があり、国の史蹟とされています。

礎石の配置等から推測される七重塔の高さは60mほどで、豪壮な七堂伽藍を構えた寺観は、伊予の仏教界に君臨した天平の昔をしのばせ、その面影をいまに残しています。

国分寺は天平13年、聖武天皇(在位724?49)の勅願により行基菩薩が本尊の薬師如来像を彫造して安置し、開創したと伝えられています。

第3世住職・智法律師のとき、弘法大師が長く滞在して五大尊明王の画像一幅を奉納、また大師の弟子・真如も2年間留まり、法華経の一部を書写して納められています。

その後の伊予国分寺は、悲運な災禍の歴史に見舞われます。

まず、天慶2年(939)の藤原純友の乱により灰燼に帰し、次に元暦元年(1184)源平合戦の戦火による焼失です。

3度目は南北朝時代の貞治3年(1364)、讃岐・細川頼之の兵火によって焼かれ、さらに4度目は長宗我部元親の天正の兵火にかかり、堂塔を焼失しています。

相次ぐ罹災で寺は荒廃、元禄2年(1689)の寂本著 四國禮霊場記には、茅葺の小堂が寂しく建つのみ旨が記されています。

本格的な復興は江戸時代後期からであり、幸い寺には、古瓦をはじめ国分寺文書・大般若経など数多い文化財が保存されています。

見どころは、本堂・本尊・書院・唐椿(四月初旬には径17cmほどの牡丹に似た花をつけ、楽しませてくれる)です。

第59番札所:国分寺のアクセス

住所 〒799-1533 愛媛県今治市国分4-1-33
電話 0898-48-0533
駐車場 あり・普通車200円
宿坊 無し
公式サイト -

国分寺へ参拝してきました

入り口

国分寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。

国分寺の入り口

入り口
入り口
お接待のおみかんが置いてありました!

国分寺の駐車場

駐車場

国分寺の駐車場です。

駐車場

国分寺の鐘

鐘

国分寺の鐘です。

国分寺の本堂

本堂

国分寺の本堂です。

国分寺の大師堂

大師堂

国分寺の大師堂です。

国分寺の納経所

納経所

国分寺の納経所です。

握手修行大師

握手修行大師

国分寺の握手修行大師です。

握手修行大師

握手修行大師は握手しながら願掛けすると1つだけ願いを叶えてくれる大師像です。

薬師のつぼ

薬師のつぼ

国分寺の薬師のつぼです。

薬師のつぼ

薬師のつぼは難病も治してくれるつぼです。

小さい七福神

小さい七福神

国分寺の小さい七福神です。

とく・とく弁天

とく・とく弁天

国分寺のとく・とく弁天です。

国分寺の御朱印

御朱印

国分寺の御朱印です。

2014年11月11日に訪れた時の情報です

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