愛媛県の霊場

第48番札所・西林寺

2023年8月18日

第48番札所・西林寺

第48番札所・西林寺の本堂

第48番札所:西林寺の概要

名称 清滝山 安養院 西林寺
名称読み せいりゅうざん あんよういん さいりんじ
宗派 真言宗豊山派
本尊 十一面観世音菩薩
開基 行基菩薩
創建 天平13年(741)
真言 おん まか きゃろにきゃ そわか

西林寺は、寺の前に小川があり、きれいな水が流れています。門前にはまた正岡子規の句碑があり、秋風や高井のていれぎ三津の鯛と刻まれています。

ていれぎは刺し身のツマに使われる水草で、このあたりの清流に自生し、松山市の天然記念物とされています。

縁起によると、聖武天皇(在位724?49)の天平13年、行基菩薩が勅願により伊予に入り、国司、越智玉純公とともに一宮別当寺として堂宇を建立しました。

その地は現在の松山市小野播磨塚あたりの徳威の里とされ、本尊に十一面観音菩薩像を彫造して安置しました。

大同2年(807)弘法大師が四国の霊跡を巡礼した際この寺に逗留しました。

ここで大師は国司の越智実勝公と協議、寺をいまの地に移して四国霊場と定め、国家の安泰を祈願する道場となりました。

このころ村は大旱魃で苦しんでおり、弘法大師は村人を救うために錫杖を突き、近くで清水の水脈を見つけました。

寺の西南300mにある杖の淵はその遺跡とされ、水は涸れたことがなく土地を潤し、昭和60年の全国の名水百選にも選ばれています。

時代は江戸・寛永年間(1624?44)、火災で堂塔を焼失し元禄13年(1700)に松平壱岐守はじめ、家老、奉行など諸役人の手により一部を再建、宝永4年(1707)には中興の祖、覚栄法印が村民の雨乞い祈願を成就して松山藩に帰依され、本堂と鐘楼堂の再興に尽力、さらに江戸末期に大師堂と仁王門を復興しています。

現大師堂は平成20年(2008年)に再建されました。

第48番札所:西林寺のアクセス

住所 〒791-1111 愛媛県松山市高井町1007
電話 089-975-0319
駐車場 あり(無料)
宿坊 無し
公式サイト -

西林寺へ参拝してきました

入り口

西林寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。

西林寺の駐車場

駐車場

西林寺の駐車場です。

西林寺の山門

山門

西林寺の山門です。

山門

西林寺の手水場

手水場

西林寺の手水場です。

西林寺の鐘

鐘

西林寺の鐘です。

西林寺の本堂

本堂

西林寺の本堂です。

西林寺の大師堂

大師堂

西林寺の大師堂です。

西林寺の納経所

納経所

西林寺の納経所です。

水子地蔵尊

水子地蔵尊

西林寺の水子地蔵尊です。

西林寺の御朱印

御朱印

西林寺の御朱印です。

2014年11月10日に訪れた時の情報です

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