愛媛県の霊場

第47番札所・八坂寺

2023年8月17日

第47番札所・八坂寺

第47番札所・八坂寺の本堂

第47番札所:八坂寺の概要

名称 熊野山 妙見院 八坂寺
名称読み くまのざん みょうけんいん やさかじ
宗派 真言宗醍醐派
本尊 阿弥陀如来(伝恵心僧都作)
開基 役行者小角
創建 大宝元年(701)
真言 おん あみりた ていせい からうん

八坂寺は、浄瑠璃寺から北へ約1キロと近く、田園のゆるやかな曲がり道をたどる遍路道四国のみちがあります。

遍路の元祖といわれる右衛門三郎の伝説との縁も深く、修験道の開祖・役行者小角が開基と伝えられるから、1,300年の歴史を有する古い寺です。

寺は山の中腹にあり、飛鳥時代の大宝元年、文武天皇(在位697?707)の勅願により伊予の国司、越智玉興公が堂塔を建立しました。

このとき、8ヶ所の坂道を切り開いて創建したことから寺名とし、また、ますます栄えるいやさか(八坂)にも由来します。

弘法大師がこの寺で修法したのは百余年後の弘仁6年(815)、荒廃した寺を再興して霊場と定めました。

本尊の阿弥陀如来坐像は、浄土教の論理的な基礎を築いた恵心僧都源信(942?1017)の作と伝えられています。

その後、紀州から熊野権現の分霊や十二社権現を奉祀して修験道の根本道場となり、熊野八坂寺とも呼ばれるようになりました。

このころは境内に12坊、末寺が48ヶ寺と隆盛をきわめ、僧兵を抱えるほど栄えました。

だが、天正年間の兵火で焼失したのが皮切りとなり、再興と火災が重なって末寺もほとんどなくなり、寺の規模は縮小の一途をたどりました。

現在、寺のある場所は、十二社権現と紀州の熊野大権現が祀られていた宮跡で、本堂、大師堂をはじめ権現堂、鐘楼などが建ちならび、静閑な里寺の雰囲気を漂わせています。

本堂の地下室には、全国の信者から奉納された阿弥陀尊が約8,000祀られています。

第47番札所:八坂寺のアクセス

住所 〒791-1133 愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773
電話 089-963-0271
駐車場 あり(無料)
宿坊 無し
公式サイト -

八坂寺へ参拝してきました

入り口

八坂寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。

八坂寺の駐車場

駐車場

八坂寺の駐車場です。

八坂寺の山門

山門

八坂寺の山門です。

八坂寺の鐘

鐘

八坂寺の鐘です。

八坂寺の本堂

本堂

八坂寺の本堂です。

八坂寺の大師堂

大師堂

八坂寺の大師堂です。

八坂寺の納経所

納経所

八坂寺の納経所です。

閻魔堂

閻魔堂

八坂寺の閻魔堂です。

閻魔堂

閻魔堂には右側が極楽の途、左側が地獄の途の通路があります。

八坂寺の御朱印

御朱印

八坂寺の御朱印です。

2014年11月10日に訪れた時の情報です

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