愛媛県の霊場

第42番札所・佛木寺

2023年8月12日

第42番札所・佛木寺

第42番札所・佛木寺

第42番札所:佛木寺の概要

名称 一カ山 毘盧舎那院 仏木寺
名称読み いっかざん びるしゃないん ぶつもくじ
宗派 真言宗御室派
本尊 大日如来(伝弘法大師作)
開基 弘法大師
創建 大同2年(807)
真言 おん あびらうけん ばざらだどばん

佛木寺は、四国八十八箇所霊場の42番札所となる寺院です。

鎌倉時代には宇和島領主・西園寺家の祈祷・菩提寺といわれていました。

境内には、本堂をはじめ、大師堂や家畜堂、残木堂、鐘楼堂などの堂宇が建ち並び、二層の仁王門は、鎌倉時代の建築様式に則って近年再建されており、極彩色の仁王像が安置されています。

また、家畜堂もあることから、近年では、ペットの無病息災や供養を祈る参拝客からも親しまれています。

田園地帯の名刹ならではのご利益とのどかな風景が楽しめます。

牛の背に乗った弘法大師の伝説が語り継がれる仏木寺には、境内に家畜堂という小さなお堂があり、ミニチュアの牛や馬の草鞋をはじめ、牛馬の陶磁器、扁額などがところ狭しと奉納されています。

近隣の農家では、田植えが終わったころに参拝に行き、牛馬の守護札を受けて帰り、畜舎の柱に貼っていました。

往時は農耕をともにした家畜たちの安全を祈願していたが、最近ではペットなども含めて動物一般の霊を供養したり、また、闘牛の飼育者の間にも信仰が広がっているといわれています。

大同2年のころ、弘法大師はこの地で牛を引く老人と出会い、誘われるまま牛の背に乗って歩むと、楠の大樹の梢に一つの宝珠がかかって、光を放っているのを目にしました。

よく見ると、これは大師が唐から帰朝するときに、有縁の地が選ばれるようにと、三鈷とともに東方に向かって投げた宝珠でした。

大師は、この地こそ霊地であると感得、堂宇の建立を決心し大師は自ら楠で大日如来像を彫造、眉間に宝珠を埋めて白毫としました。

これを本尊として安置し、一カ山佛木寺と名づけ、草字体で書写した般若心経と華厳経一巻を奉納されたと伝えられています。

その後、寺は牛馬安全の守り仏、大日さまとして信仰をあつめ、鎌倉時代には宇和島領主・西園寺家の祈祷、菩提寺となるなど隆盛を誇った。

戦国時代には戦乱に災いされるなど、苦難の道を余儀なくされたが、再建に励んで面目を一新し、活気に満ちています。

第42番札所:佛木寺のアクセス

住所 〒798-1102 愛媛県宇和島市三間町則1683
電話 0895-58-2216
駐車場 あり(無料)
宿坊 無し
公式サイト -

佛木寺へ参拝してきました

入り口

佛木寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。

佛木寺の駐車場

駐車場

佛木寺の駐車場です。

駐車場

佛木寺の山門

山門

佛木寺の山門です。

佛木寺の手水場

手水場

佛木寺の手水場です。

佛木寺の本堂

本堂

佛木寺の本堂です。

佛木寺の大師堂

大師堂

佛木寺の大師堂です。

佛木寺の納経所

納経所

佛木寺の納経所です。

聖徳大師堂

聖徳大師堂

佛木寺の聖徳大師堂です。

残木堂

残木堂

佛木寺の残木堂です。

神明宮

神明宮

佛木寺の神明宮です。

神明宮

家畜堂

家畜堂

佛木寺の家畜堂です。

佛木寺の御朱印

御朱印

佛木寺の御朱印です。

2014年11月9日に訪れた時の情報です

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