第35番札所:清滝寺の概要
名称 | 醫王山 鏡池院 清瀧寺 |
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名称読み | いおうざん きょうちいん きよたきじ |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 厄除薬師如来 |
開基 | 行基菩薩 |
創建 | 養老7年(723) |
真言 | おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
清瀧寺は高知県土佐市にある札所です。高知県はもともと東西に長い県土ですが、お遍路においては西に行くほど札所間の距離が長くなるのが特徴です。
修行の道場といわれる土佐の札所もラストスパートになります。
清瀧寺は行基菩薩による開基で、当時は院号が景山密院、寺号が繹木寺でした。
後に弘法大師がこの地で修法を行い、現在のように院号・寺号を改めました。
江戸時代に火災で焼失していますが、慶安4年(1651年)に土佐二代藩主・山内忠義によって再建されています。
かつては山王清瀧権現として信仰を集めていて、高知の札所に多いですが、清瀧寺も明治初期の廃仏毀釈で廃寺となって後に復活したパターンになります。
正式には醫王山鏡池院清瀧寺といい、真言宗豊山派のお寺です。
そして、寺の御本尊は薬師如来です。
高さ154cmの等身大サイズの立像で、平安時代後期の作で国の重要文化財に指定されています。
土佐市周辺では最古の仏像といわれています。
清瀧寺では大師堂の縁側に賓頭盧尊者がいらっしゃいます。
賓頭盧尊者はびんずるさん、おびんずるさまと呼ばれ、自分の体の悪いところと同じところをなでると病気が治ると信仰されている、なで仏です。
基本的に縁側に安置されている仏さまですが、小さなお堂に入っていることが多いため、完全に野ざらしなのは珍しくお背中を見れる機会はなかなかありません。
地蔵堂のさらに左には観音堂があり、山裾に苔むした石仏や塔などがたくさんありますが、木々の緑の中にとけこんでいてとてもいい雰囲気です。
第35番札所:清滝寺のアクセス
住所 | 〒781-1104 高知県土佐市高岡町丁568-1 |
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電話 | 088-852-0316 |
駐車場 | あり(無料) |
宿坊 | 無し |
公式サイト | - |
清滝寺へ参拝してきました
清滝寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
清滝寺の駐車場
清滝寺の駐車場です。
境内に駐車場があります。清滝寺の手水場
清滝寺の手水場です。
清滝寺の本堂
清滝寺の本堂です。
清滝寺の大師堂
清滝寺の大師堂です。
清滝寺の納経所
清滝寺の納経所です。
観音堂
清滝寺の観音堂です。
癒しの滝
清滝寺の癒しの滝です。
琴平神社本殿
清滝寺の琴平神社本殿です。
薬師如来像
清滝寺の薬師如来像です。
薬師如来像の台座にある戒壇(かいだん)めぐりは108段を「戒壇巡り」すると厄除けのご利益があります。
境内から望む景色
清滝寺の境内から望む景色です。
清滝寺の御朱印
清滝寺の御朱印です。
2014年11月8日に訪れた時の情報です