高知県の霊場

第26番札所・金剛頂寺

2023年7月26日

第26番札所・金剛頂寺

第26番札所・金剛頂寺の本堂

第26番札所:金剛頂寺の概要

名称 龍頭山 光明院 金剛頂寺
名称読み りゅうずざん こうみょういん こんごうちょうじ
宗派 真言宗豊山派
本尊 薬師如来
開基 弘法大師
創建 大同2年(807)
真言 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか

金剛頂寺(こんごうちょうじ)は、標高165メートルの山の中腹にあります。

かつては女人禁制の厳しい修行の道場で、歴代天皇からの信仰も篤く、室戸市全域が寺領だったというほど栄えていました。

現在もその当時を偲べるほど威風堂々とした本堂と広い境内のお寺で、天狗問答などの弘法大師伝説にふれることができます。

また、金剛頂寺は室戸市にある最後の札所で、24番札所最御崎寺が東寺と呼ばれるのに対し、西寺と呼ばれています。

境内にはそれを実感できるスポットも多くあります。

弘法大師にとって初めてとなる勅願寺の創建がこの金剛頂寺だといわれています。

創建当初は金剛定寺と号し、嵯峨天皇から金剛頂寺の勅額を賜ったことから寺号が改められました。

明治初期までは女人禁制だった厳しい修行の道場であり、歴代天皇からの信仰が篤く、かつての寺領は現在の室戸市全域に及ぶほど栄えていました。

金剛頂寺から4kmほど離れたところに女人堂と呼ばれる不動堂があり、女性はそこから遥拝していました。

修行中の弘法大師も毎日そこからお寺まで行き来した(行道)といわれ、お寺がある場所は行当岬と呼ばれています。

正式には龍頭山光明院金剛頂寺といい、真言宗豊山派のお寺です。

寺の御本尊は薬師如来であり、御本尊は弘法大師が刻んだもので、像ができあがったときに早く行きて座りたまえと言うと、自ら本堂の扉を開いて入り鎮座したという伝説があるとても聞き分けのいい如来さまです。

第26番札所:金剛頂寺のアクセス

住所 〒781-7108 高知県室戸市元乙523
電話 0887-23-0026
駐車場 普通20台/200円
宿坊 有り
公式サイト -

金剛頂寺へ参拝してきました

入り口

金剛頂寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。

金剛頂寺の入り口

入り口

金剛頂寺の駐車場

駐車場

金剛頂寺の駐車場です。

駐車場

金剛頂寺の山門

山門

金剛頂寺の山門です。

山門
金剛頂寺の駐車場から境内に向かう階段までは隣接しています。ここからの階段は厄除けの「厄坂」となっていてはじめに「男坂」、続いて「女坂」と境内まで階段を上ると全ての厄除けとなります。

金剛頂寺の手水場

手水場

金剛頂寺の手水場です。

金剛頂寺の鐘

鐘

金剛頂寺の鐘です。

金剛頂寺の本堂

本堂

金剛頂寺の本堂です。

金剛頂寺の大師堂

大師堂

金剛頂寺の大師堂です。

金剛頂寺の納経所

納経所

金剛頂寺の納経所です。

金剛頂寺の御朱印

御朱印

金剛頂寺の御朱印です。

2014年11月7日に訪れた時の情報です

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