第17番札所:井戸寺の概要
名称 | 瑠璃山 真福院 井戸寺 |
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名称読み | るりざん しんぷくいん いどじ |
宗派 | 真言宗善通寺派 |
本尊 | 七仏薬師如来 |
開基 | 天武天皇 |
創建 | 白鳳2年(673) |
真言 | おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
井戸寺は徳島市内にある最後の札所であり、井戸寺という寺号のとおり、境内には弘法大師が掘ったという面影の井戸があったり、井戸に映った自分の姿を彫った日限大師像もあります。
"面影の井戸に姿が映らなければ3年以内に厄災がある"といわれています。
面影の井戸以外にも、全国的にも珍しい御本尊・七仏薬師如来像が本堂で拝顔できるなど、井戸寺には見どころも多くあります。
井戸寺は白鳳2年(673年)に天武天皇の勅願道場として創建されました。
8町(1町は109メートル)四方の広大な敷地に七堂伽藍、末寺12坊を持つ大寺院で、当時は妙照寺という寺号でした。
弘仁6年(815年)に弘法大師がこの地を訪れ、十一面観世音菩薩像を刻んで安置しています。
そのとき、民衆が水不足や濁り水に悩んでいると聞き、錫杖で一夜にして井戸を掘ったという言い伝えがあります。
この言い伝えから、寺号を井戸寺に、地名も井戸村としました。
現在でも、このあたりは国府町井戸という地名です。
貞治元年(1362年)には細川頼之の兵火で堂宇が全焼、再建されましたが天正10年(1582年)には長宗我部元親による兵火でまたも全焼、慶長年間(1596年~1615年)に徳島藩主・蜂須賀氏によって再興が始まり、万治4年(1661年)にようやく本堂が再建されました。
正式には瑠璃山真福院井戸寺といい、真言宗善通寺派のお寺です。
寺の御本尊は七仏薬師如来であり、薬師瑠璃光如来を中心に六仏の姿がありますが、すべて薬師如来が民衆を救うために姿を変えたものです。
七仏薬師如来は聖徳太子作と伝わり、全国的にもとても珍しい御本尊になっています。
第17番札所:井戸寺のアクセス
住所 | 〒779-3118 徳島県徳島市国府町井戸北屋敷80-1 |
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電話 | 088-642-1324 |
駐車場 | 普通30台 |
宿坊 | 無し |
公式サイト | - |
井戸寺へ参拝してきました
井戸寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
井戸寺の駐車場
井戸寺の駐車場です。
井戸寺の山門
井戸寺の山門です。
山門の両脇にある仁王像は四国最大級です。必見!井戸寺の手水場
井戸寺の手水場です。
井戸寺の鐘
井戸寺の鐘です。
井戸寺の本堂
井戸寺の本堂です。
井戸寺の大師堂
井戸寺の大師堂です。
井戸寺の納経所
井戸寺の納経所です。
日限大師(ひかぎりだいし)
井戸寺の日限大師(ひかぎりだいし)です。
井戸寺の井戸
井戸寺の井戸寺の井戸です。
十一面観音を祀る大悲殿
井戸寺の十一面観音を祀る大悲殿です。
2014年11月6日に訪れた時の情報です