第14番札所:常楽寺の概要
名称 | 盛寿山 延命院 常楽寺 |
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名称読み | せいじゅざん えんめいいん じょうらくじ |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 弥勒菩薩 |
開基 | 弘法大師 |
創建 | 弘仁6年(815) |
真言 | おん まい たれいや そわか |
常楽寺は徳島市国府町にあり、四国霊場の札所が密集しているのでとてもお参りしやすくお遍路さんにとってはありがたい場所として知られています。
13番札所から17番札所までが、徳島市中5か所参りとして昔から信仰されていて、13番札所以外はすべて国府町にあります。
常楽寺の御本尊は四国霊場で唯一の弥勒菩薩で、岩盤がむきだしのワイルドな境内には大きなアララギの霊木があり、自然豊かな環境にあるとても個性的なお寺です。
御本尊は弥勒菩薩、四国霊場ではここだけの珍しい御本尊です。
弥勒菩薩はお釈迦さまの入滅から56億7千万年後に人々を救うために降臨されるという仏さまです。
弥勒菩薩は弘法大師が御遺告のなかで、吾れ閉眼の後、兜率天(とそつてん)に往生し弥勒慈尊の御前に侍すべし。
56億余の後、必ず慈尊と御共に下生し、吾が先跡を問うべし…とふれるほど、思い入れのある仏さまです。
天正の兵火やその後の数回の火災でも、弘法大師が彫った御本尊は難を逃れています。
お寺らしい山門がなく寺号を記した質素な石柱があるだけなので、1番札所から順に参拝した場合は山門がない初めてのお寺なので違和感があるかもしれません。
一番奥に本堂、本堂の手前には大師堂があり、大師堂は地蔵堂と薬師堂に挟まれた形になっています。
寺の本堂と大師堂は国の有形文化財に指定されています。
地蔵堂の地蔵菩薩像には子供のおねしょ、夜泣き、歯痛、足の痛みを治してくれる御利益があるといわれています。
第14番札所:常楽寺のアクセス
住所 | 〒779-3128 徳島県徳島市国府町延命606 |
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電話 | 088-642-0471 |
駐車場 | 普通10台・無料 |
宿坊 | 無し |
公式サイト | - |
常楽寺へ参拝してきました
常楽寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
常楽寺の駐車場
常楽寺の駐車場です。
常楽寺の手水場
常楽寺の手水場です。
常楽寺の鐘
常楽寺の鐘です。
常楽寺の本堂
常楽寺の本堂です。
常楽寺の大師堂
常楽寺の大師堂です。
常楽寺の納経所
常楽寺の納経所です。
流水岩の庭
常楽寺の流水岩の庭です。
アララギの霊木
常楽寺のアララギの霊木です。
アララギの霊木は糖尿病や眼病にご利益があります。木の枝の間に石仏が置いてありますので、ぜひ見つけてみて下さい。
常楽寺の御朱印
常楽寺の御朱印です。
2014年11月6日に訪れた時の情報です