第12番札所:焼山寺の概要
名称 | 摩廬山 正寿院 焼山寺 |
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名称読み | まろざん しょうじゅいん しょうさんじ |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 虚空蔵菩薩 |
開基 | 役行者小角 |
創建 | 弘仁6年(815) |
真言 | のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん ありきゃ まりぼり そわか |
焼山寺は標高938mの焼山寺山のほぼ頂上にあります。
四国霊場のなかで3番目に高い場所にあるお寺で、遍路転がしと呼ばれる難関のひとつにもなっています。
車でもアクセスが不便なお寺ですが、そのぶん無事にお参りできたときの達成感があります。
民家がほとんどない山の上にあるので、お遍路さん以外の人気がなく、まさに聖地といった雰囲気が味わえます。
焼山寺は大宝年間(701年~704年)に役行者(役小角)が蔵王権現を祀って庵を結んだことが始まりと言われています。
その後、火を吐いて付近の村を襲う大蛇がいると聞いて弘法大師が退治に向かい、摩蘆の印を結びながら進むと大蛇は山頂の岩に閉じこもって抵抗しました。
虚空蔵菩薩と三面大黒天に祈願して大蛇を岩に閉じ込めることができ、お礼として虚空蔵菩薩の像を刻んで御本尊とし、堂宇を建立しました。
足利尊氏が祈願所とし、江戸時代には徳島藩主・蜂須賀家の帰依を受け保護されました。
正式には摩蘆山正寿院焼山寺といい、高野山真言宗のお寺です。
寺の見どころとして、参道の十三仏や仁王門などがあります。
駐車場から本堂までは少し距離があり、ゆるい坂道を10分程度歩くとその途中に不動明王から始まる十三仏像を見ることができます。
そして長い参道を歩き、70段程度の階段を登ると仁王門にたどりつきます。
過酷な山の上にあるためか傷みが激しいですが、杉の巨木に囲まれて威風堂々とした雰囲気を感じることができます。
参道には樹齢300年~500年の杉の巨木が並んでいて、圧巻の眺めを味わえます。
この杉の並木は徳島県の天然記念物に指定されています。
第12番札所:焼山寺のアクセス
住所 | 〒771-3421 徳島県名西郡神山町下分字中318 |
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電話 | 088-677-0112 |
駐車場 | 70-80台(普通車500円) |
宿坊 | 有り |
公式サイト | - |
焼山寺へ参拝してきました
焼山寺の入り口です。それでは中にはいって行ってみましょう。
焼山寺の入り口
焼山寺の駐車場
焼山寺の駐車場です。
焼山寺の山門
焼山寺の山門です。
山門までの石段(42段)が待っています。焼山寺の鐘
焼山寺の鐘です。
焼山寺の本堂
焼山寺の本堂です。
焼山寺の大師堂
焼山寺の大師堂です。
焼山寺の納経所
焼山寺の納経所です。
境内の大木内左手にあるのが納経所です。焼山寺の御朱印
焼山寺の御朱印です。
2014年11月6日に訪れた時の情報です